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2024.07.21

アーユルヴェーダ 夏の過ごし方

夏本番、外の暑さと冷房の効いた部屋との温度差で

疲労が抜けなかったり、やる気が出ない、食欲が出ない、眠れないなど

不調を感じていませんか?

 

夏バテに悩まずに元気に過ごす、アーユルヴェーダの夏の過ごし方のご紹介です。

 

 

アーユルヴェーダのドーシャ(性質、エネルギー)は大きく分けると3つ

ヴァータ(風)・ピッタ(火)・カパ(水) です。

 

ピッタ(火のエネルギー)が上がりやすい人の多くは暑さが苦手です。

なぜなら、自身が高まりやすいピッタのエネルギーと夏の季節に過剰になるピッタが相まって

乱れたドーシャは消化力、体力を弱めます。

 

アーユルヴェーダでは、ドーシャが高まりすぎることは良くないこと、病気を引き起こす原因と考えられているので

夏に過剰になりやすいピッタを減らしていくことが、この季節を乗り切る上でとても大切です。

 

ピッタを増やすものに、熱があります。熱を増やすような行動、食事、に気をつけましょう。

そして心の状態では怒りや悲しみ、恐怖心からもピッタを増長させます。

ピッタが増えると怒りが増え、怒るともっとピッタが増える、悪循環ですよね。

 

そういえばこの頃、怒りっぽいかもと感じたら

そんな時は、怒らないと頑張るより、ピッタを下げていくこと、上げすぎないことに意識を置きましょう。

 

 

取り過ぎに注意するもの

 

・日中、最も暑い時間帯に激しい運動を屋外ですること

・直射日光や熱気

・辛味、酸味、塩味を多量に摂取すること

・ごま油、辛子、魚、ヨーグルト、酸っぱい果物(レモン/グレープフルーツ/ブルーベリー等)、酒

・長時間空腹状態でいること

・怒り、悲しみ、恐れ

・熱いものを好んで摂取すること

・疲れ過ぎない

 

 

積極的に摂取していくもの

 

・冷たい性質のものを摂取

ギー、ココナッツオイル、牛乳、氷砂糖、甘い旬の果物(桃、スイカ、メロン等)、夏野菜

・オイルトリートメント(アビヤンガ)

・月光浴(’24  7/21、8/20は満月です)

・良い香をかぐ(花、お香 ローズ、白檀、サンダルウッド、ベチパー)

・甘味(穀物、甘い果物)渋味、苦味(緑黄色野菜、ゴーヤなどの瓜科)を摂取する

・カルダモン、コリアンダー、ターメリック、クローブ、ナツメグ、シナモン、ミント

・ミネラルを含む常温水(銅製ボトルに置いた水を飲み、冷えた水の摂取は消化を妨げるので極力控える、

ただし熱中症の疑いがある場合は温かい飲み物より冷たいものを摂取した方がいいです)

 

出来るところから、無理のない範囲でお試しください♡